タイラントマックス、圧倒的強さでG1連勝!


タイラントマックス
(牡3:父グランマックス 母タイラントダンサー)
(
馬主:masachin)
 
東京優駿が終わり無敗の王者が休息に向かう頃、舞台は東京から大井に移り11頭の優駿が3歳ダート王を賭けて火花を散らす。
1番人気は全日本2歳優駿を制し、前走東京ダービーで南関東3冠挑戦権は逃したがここまでパーフェクト連対のタイラントマックス。

以下、東京プリンセス賞を制しユニコーンS2着と上り調子のマインドセイバー、
東京ダービーで2歳王者の
南関東3冠の夢を阻んだレイリファインが続いた。南関東3冠ロード最終戦、3歳ダート王に輝くのはどの馬だろうか。

特別戦3勝馬ベオウルフがペースを握り、タイラントマックスが先団につけ、これを見るようにマインドセイバー、
レイリファインが中団につけて虎視眈眈と逆転を狙う。ベオウルフが先団を少し離してマイペース逃げの形に持ち込み
道中は平均ペースで淡々と流れる。マインドセイバーはタイラントマックスをピッタリとマークし、レイリファインは後方まで

下げ脚を溜める。残り1000Mを切り、タイラントマックスが徐々に進出、それをマークするかのようにハジハジマカロンも動き
後続馬たちも一斉に進出を開始し直線に向かう。逃げるベオウルフのリードは2馬身、タイラントマックスが絶好の手応えで
前を捕まえにいく。直線半ばで粘るベオウルフを交わし先頭!後続馬たちも懸命に前を行くタイラントマックスを追うが差は
一向に詰まらない。セーフティリードを保ったままタイラントマックスが1番人気に応えて先頭でゴール板を駆け抜けた。

勝ったタイラントマックスは、父が東京ダービーなど特別戦2勝しているグランマックス、母が全日本2歳優駿、帝王賞と
G12勝したタイラントダンサー(その父タイラントアレグロ)という血統。父方に牝馬ながら3歳春G13連勝したダービー馬
ゲノムモーブス、ダートG12勝した名種牡馬セイクリッドヘヴン、母方に全日本2歳優駿などマイルG13勝したエクシェリ、
天皇賞秋などG13勝した名種牡馬リテイルと、芝ダート問わず底力溢れる血統構成であることに気付く。

特別、G3戦は落としてもG1の舞台になると勝負強さを発揮する最大の要因は血の継承ではないだろうか?
秋の3歳ダート王決定戦において不動の中心、ヴァーミリアンが国内敵なし!を先日誇示しドバイに夢をぶつけるが
タイラントマックスも3歳敵なしを誇示し、3歳王者として秋にぜひとも古馬、外国馬に挑戦する姿が見たい!
そう思わせてくれる名馬であることは間違いないだろう。今後の彼の活躍に注目したい。

 
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